クーラーが抜け毛の原因に?冷房で抜け毛を増やさない3つのポイント

暑い夏を快適に過ごすためにはクーラーは欠かせません。冷房の効いた部屋は、一度入ったら出たくなくなりますね。
そんな「癒しの場所」も、実は頭皮や髪の毛にとってはよくない環境であることをご存知でしょうか?
冷房の効いた部屋に入り浸っている人は、もしかしたら知らず知らずのうちに抜け毛や薄毛の原因を作っているかも知れません。
この記事では、冷房やクーラーの効き過ぎが抜け毛や薄毛の原因になってしまう理由について紹介します。
この記事でお伝えすること
冷房で抜け毛が増える原因① 頭皮の温度が下がる
冷房で頭皮の温度が下がると血行が悪くなり、毛簿細胞に酸素や栄養が十分に行き届きません。毛簿細胞の栄養が不足すると細く貧弱な毛髪しか生えてこなくなり、ヘアサイクルもどんどん短くなっていきます。
薄毛の人や脱毛傾向にある人は、もともと頭皮の温度が低い傾向にあり、普通の毛量の人が約36℃に対し、薄毛・脱毛傾向にある人は27℃程しかないといわれています。
冷房の効きすぎる部屋ではさらに頭皮温度が下がる可能性があるので注意が必要です。
冷房で抜け毛が増える原因② 全身の代謝が悪くなる
冷房が効いた部屋では身体が冷えてしまい全身の代謝が悪くなります。代謝が悪くなると当然血行不良になり、髪や頭皮に十分な栄養を届けることができません。特に首や肩の血行不良は頭部への血流の妨げになるので要注意です。
冷房で抜け毛が増える原因③ 頭皮が乾燥する
冷房によって冷えた部屋は湿度も低くなっていますので、少しづつ頭皮の潤いも奪っていきます。乾燥してカサカサになった頭皮では太く健康な髪は育ちませんし、痒みやフケといった頭皮トラブルの原因にもなります。
頭皮にいいとされる湿度は60~65%といわれていますので、長時間冷房の効いた部屋にいる場合は湿度のチェックも忘れずに行いましょう。
冷房で抜け毛を増やさない3つのポイント
冷房が髪や頭皮によくないからといって、夏場にクーラーを使わないわけにはいきませんよね。長時間冷房の効いた部屋にいる場合は、下記のポイントに気をつけてみてください。
髪や頭皮に冷風が直接あたらないようにする
冷房の風向きを変えるだけでも頭皮の温度低下を抑えることができます。暑い日ほど冷風を直接浴びるのは気持ちいいものですが、抜け毛を減らすためにもここは我慢しましょう。
設定温度を下げ過ぎない
基本的な事ですが、必要以上に部屋を冷やさないことが大切です。薄毛・脱毛傾向にある人の頭皮温度が27℃前後ですから、設定温度も27℃前後がおすすめです。
頭皮マッサージで血行を良くする
頭皮の血行不良を防ぐためにも頭皮マッサージを行なってください。頭皮マッサージは入浴時やシャンプーの時など、髪に潤いがある状態で行うようにしましょう。
頭皮マッサージについてはこちらの記事をご覧ください。
⇒ 抜け毛予防に効果あり!?自宅でできる簡単頭皮マッサージ
⇒ 「髪様シャンプー」で薄毛は改善する?3万人の薄毛を救った驚きの洗髪方法
まとめ
冷房の効き過ぎが抜け毛の原因になりうることがお分かり頂けたと思います。
暑い夏を乗り切るためにはクーラーは欠かせませんが、抜け毛が気になっているという人は冷房の使い方を見直してみて下さい。