水道水が抜け毛の原因になる3つの可能性

抜け毛に悩んでいる方は、発毛のためにいろいろな改善策を実施していると思いますが、「水道水」が抜け毛の原因になることをご存知でしょうか。
ここでは水道水と抜け毛の関係について紹介したいと思います。
残留塩素が髪を傷め、抜け毛を増やす
私たちが日々使用する水道水には、滅菌消毒のため浄水場で「塩素」が投入され、私たちが実際に飲んだり、料理に使用する水道水は、わずかながら消毒用の塩素が残留しています。
塩素は髪や肌のタンパク質を酸化させるので、浴び続けると髪がキシキシしたり、頭皮がカサつくなど、髪に悪影響を及ぼします。塩素消毒しているプールで泳いだ後に髪がカサカサになってしまうのはこのためです。
残留塩素による髪や頭皮への悪影響
①髪が乾燥してパサパサになる
②枝毛、切れ毛になりやすい
③フケ、痒みがでる
④頭皮が乾燥する
髪や頭皮環境が悪くなるので、当然抜け毛の原因にもなるわけです。残留塩素の濃度によっては「シャンプーすればするほど抜け毛を増やす」なんてことになってしまいますね。
それって、みんなハゲちゃうんじゃ・・・
水道水に残留塩素があるからといって過剰な心配しないでくださいね。水道水は実際に飲めるくらいですから人体に大きく影響するようなことはありません。
残留塩素は滅菌効果が持続するように、各家庭の蛇口で1リットル当たり0.1mg(0.1ppm)以上の濃度を保持するよう、法律で義務付けられています。でもこの程度では抜け毛につながる可能性は非常に少ないはずです。
それにプールは水道水より塩素濃度が高いですが、スイマーがみんな薄毛に悩んでいるというわけではないですよね。
こんな人は塩素が原因かも
過剰な心配は必要ないといっても、塩素が髪によくないのは事実です。それに髪への影響は個人差もありますよね。
「もしかしたら抜け毛の原因は塩素かも」という例をあげてみました。思い当たる人は少し注意してみて下さい。
プールに通っている間、抜け毛が増えた
プールは消毒のため、水道水より塩素濃度が高くなっています。「プールに通い始めたら抜け毛が増えた」という人は、塩素が影響しているかも知れません。一定期間プール通いを中止し、抜け毛が減るか様子を見て下さい。
浄水場に近い地域に住んでいる
水道水の残留塩素の最低濃度は決められていますが、実は上限は決められていません。塩素は水道管の中で少しづつ消費されていくので、浄水場では塩素濃度を高めに設定します。このため浄水場に近い地域は水道水の残留塩素濃度が高い傾向にあります。
極端に塩素濃度が高いということはないはずですが、デリケートな人はもしかしたら髪に影響が出ているかも知れません。
引っ越しを境に抜け毛が増えた
水道水の塩素濃度の上限がないことから、地域によっても水道水の残留塩素に違いがあります。特に人口の多い地域では塩素濃度が高めという傾向があるそうです。
例えば、引っ越しを境に抜け毛が増えたという場合は、水道水の塩素が影響しているかも知れません。引っ越し先の水道水が塩素クサイと感じるようだと要注意です。
水道水の塩素対策はどうすればいいの?
「もしかしたら薄毛の原因は水道水かも知れない」
こういう場合は専用のシャワーヘッドを購入するのが一番簡単です。家庭用のシャワーヘッドを交換するだけで、塩素を99%カットしてくれるという優れものです。2万円以上のシャワーヘッドもありますが、1万円位のものがお手頃だと思います。
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シャワーヘッドを変えてみて、もし抜け毛が減るようなら、水道水の残留塩素が原因と考えていいでしょう。
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まとめ
水道水と抜け毛の関係について紹介しましたがいかがでしょうか。
薄毛に悩んでいる人は知識として頭に入れておいて損はない情報だと思います。でも過剰に心配するとストレスがたまります。ストレスで逆に抜け毛が増えてしまうなんてことのないようにしてくださいね。
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